ヒアルロン酸の秘密

人間の体の至るところに存在する成分であるヒアルロン酸は、細胞と細胞の間にあるムコ多糖類の一種です。
ヒアルロン酸の特徴は、高い保湿と保水力です。
わずかな量で豊富な水分を抱え込む特性があることがヒアルロン酸に高い保水力がある秘密です。
体内にたっぷりヒアルロン酸がある赤ちゃんの肌は、うらやましいほどのプルプル感があります。
個人差がありますが、40歳後半からたっぷりあった体内のヒアルロン酸は減少していきます。
ヒアルロン酸を体内で生成する力が年令とともに衰えるため、70歳代の人では赤ちゃんの5分の1程度のヒアルロン酸量になっている場合があります。
代謝能力が高いうちは、ヒアルロン酸を体内で生成することは可能ですが、年令を取るとともにヒアルロン酸量が減少しますので、ある程度の年齢になれば、意識的にヒアルロン酸を摂取するのがいいでしょう。
動物性の成分であるヒアルロン酸は、穀物や野菜などから補給することができないのです。
日頃あまり食べることのない、関節や目の部分にヒアルロン酸が多く含まれていますが、よく食べる部分にはわずかしか含まれていません。

食べるヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、女性の間では静かなブームになっている注目の成分ですが、日常の食生活では十分に摂ることはほとんどできないのです。
日常の生活でヒアルロン酸を摂るには、栄養補助食品として補給する方法があります。
アルロン酸は技術的に抽出が難しいため、価格がどうしても高くならざるを得ませんでした。
最近、抽出技術が目覚しく進歩し、ヒアルロン酸の成分を含んだ栄養食品がたくさん市販されるようになって来ています。
マヨネーズ事業のキューピーでは、卵と鶏に含まれる成分の研究から、鶏から高純度のヒアルロン酸の抽出に成功しました。
水に溶かしたヒアルロン酸の液は、無味無臭で透明で食品に添加しても素材の味を損なうことがない特徴があります。
キューピーでは2002年6月にヒアルロン酸を主原料にした栄養食品「ヒアロモイスチャー」を製品化しました。
ヒアロモイスチャーにはヒアルロン酸と相性が良いと言われているビタミンCと5種類のビタミンBも含まれており、世の中の女性の要望にこたえています。
一日に摂取するヒアルロン酸の量を、キューピーでは科学的根拠に基づき240mgを目安にしています。

ヒアルロン酸は塗るの食べるの

体内のヒアルロン酸は40歳後半から減少していきます。
朝直ぐの化粧ののりが少し悪くなってきた。
ファンデーションを塗っても毛穴がボコボコしている。
目の下のクボミや落ちこみが気になったり、肌がしぼんだように感じる
洗顔後、ローションだけでは、肌がつっぱる。
シャワーの水がしみ込んでいく様に感じる。
唇に潤いリップを頻繁につけている。
化粧を落とすと急に老けた表情に見えたり、鏡を見て「疲れているな」って思うときが増えたてきた。
近くから顔の肌を見られるのことに、抵抗がある。
最近全身が痒くなってきた。
口元の周りが粉をふいてしまう。
など、お肌の状態に不満や悩みを抱え、年齢から来るものだと、仕方ないとあきらめていませんか。
実は、ヒアルロン酸が減少してきていることが多いです。
ヒアルロン酸を含んだローション状美容液などが出ていますが、一般にヒアルロン酸は、皮膚に対する浸透性が悪く、皮膚の奥の真皮まで確実に届かないのです。
皮膚の表面の表皮だけでもヒアルロン酸の成分はかなり保湿効果がありますが、飲んで吸収すると全身にヒアルロン酸が届きよりキレイになります。

Copyright © 2008 ヒアルロン酸の効果は栄養補助食品で